一般社団法人 熱海伊豆山地域活性化推進協会
Atami Izusan Community revitalization Association
STAND!
熱海伊豆山
法人概要
法人名 一般社団法人熱海伊豆山地域活性化推進協会
代表理事 山内 剛
所在地 〒413-0002 静岡県熱海市伊豆山624(熱海アザミ庵1階)
電話・FAX 0557-88-0022
設立 2025年3月10日
HP https://www.izusan.community
設立趣旨
毎日1万人の観光客でにぎわう熱海が消滅可能性都市だなんて信じられるだろうか。その熱海駅から徒歩10分ほどの距離にある伊豆山地域。そこは熱海駅界隈の喧騒とは別世界。木々に囲まれた小道を歩くと鳥たちの大合唱、電線を行きかうリスたち。相模湾に浮かぶ初島、大島、その先の水平線を行き交う貨物船を見渡せる風光明媚な地域。しかし更に10分弱も歩けばそこには21年7月に起こった土石流災害の復旧工事のエンジン音が鳴り響き、未だに当時の被害の跡を目の当たりにする。
古くから信仰の対象として崇められた伊豆山、伊豆山権現、日本三大古泉の一つ‘走り湯‘、頼朝と政子が出会ったとされる逢初橋など歴史的スポットを多数抱え、四季折々の植物の変化を楽しめる伊豆山地域はかつて温泉地域として多数の観光客で賑わっていた。それが土石流災害を機に、休業するホテルが相次ぎ、再開したホテルはあるもののかつての賑わいはない。伊勢海老祭りが行われにぎわっていた伊豆山漁港も、土石流災害に加え、温暖化の影響もあり、漁獲量は激減し、かつての活気はない。空き家、空き地、ホテルの廃墟が地域環境をさらに悪化させている。行政により伊豆山復興計画が策定され、復興に向けた取り組みは迅速かつ着実に推進していくことになっている。しかし、これで過疎化、高齢化に歯止めをかけられるのか、地域の利便性の高い生活環境は実現されるのか、観光客による賑わいは戻ってくるのか、雇用は回復できるのか、そして、地域の人々の笑顔を取り戻せるのかの問いかけに対しては疑問符が寄せられる。
一方、熱海中心地と比べると緑地が多く、長閑で自然に癒される空間がある。まさに昭和の街並みが残る魅力的な地域がほとんど手つかず状態で熱海に残されている。こんな素晴らしい地域を消滅可能都市としてよいのか、それとも魅力的な地域に再生させるのか。そのために立ち上がるのは地元民、出身者、アーティスト、移住計画者、だれでもよい。一人が立ち上がれば、二人三人と続くであろう。私たちは地域の歴史や文化、風土、地勢に基づいた個性を活かしたまちづくりを目指し、この地域を魅力的な地域に再生し、すべての人から喜んでもらえる地域にするため、地域の住民や事業者、地域を愛するあらゆる人々と手を取り合い、地域を盛り上げていかねばならないとの熱い思いより地域活性化を推進する協会を設立しました。
理念
Creating New Value – Atami Izusan 地域をつなぎ、想いをつむぐ
私たちは、熱海伊豆山地域に点在する魅力を掘り起し、つむぎあわせます。そして、地域の様々な地域課題に真摯に向き合い、地域に喜びを創り出す団体を目指します。地域の歴史を学び風土を体感し、人とつながり、ともに同じ方向を向いて立つ。地域の資源と人をつなぎ合わせ、喜びあふれる「地域再生」に貢献します。たとえ時間がかかっても、地域のみなさまとともに歩むパートナーでありたい。
ビジョン
わが町として住民が誇り、ふる里として出身者が謳い、旅の地として旅人が気づき、創作の地としてアーティストが羽ばたき、次の地として移住計画者が見つけ、各々の意識を結び共有しあえる唯一無二の熱海伊豆山をつくります。
事業目的
当法人は、活力あふれる個性豊かな地域社会を実現するため、ひとづくり、まちづくり等地域社会の活性化のための活動を支援し、地域振興の推進に寄与することを目的とし、その目的に資するため、次の事業を行う。
1 地域の生活向上と価値創出のための地域連携の推進活動
2 自然環境及び歴史文化遺産の保全、保護、復活、後世への伝承活動
3 地域活性化と地元交流に関するイベント及び体験ツアーの企画、開催
4 移住希望者、起業希望者、観光客の誘致及びそのプロモーション活動
5 地域資源を活用した地産商品の企画、開発、製造、販売及びその支援
6 その他当法人の目的を達成するために必要な事業